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民泊「解禁」で何が変わる? 利用急増に高まる警戒感

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昨年秋、10年以上の海外在住経験がある小高さん(40代男性・仮名)は、新宿駅から徒歩10分ほどの2DKの中古マンションを、借り入れ枠いっぱい頭金なしのフルローンで購入した。民泊サービスで話題の米エアビーアンドビーのホスト(家主)になるためだ。

それから3カ月余り。1泊約1万円(1人の場合)の宿泊料で、月約20泊の利用がある。「賃貸に出すと月に家賃11万円くらいだが、エアビーアンドビーでは総収入ベースで30万円くらい入ってくる。経費を除いても(ローンや税金の支払い前で)23万円くらい残る」という。小高さんはほかに2件のマンションを賃貸で運用しているが、「すべて民泊にすればよかった」と悔やむ。

急拡大の陰に代行会社 運営や立ち上げを支援

民泊は、一般住宅の空いている部屋を、旅行者に貸し出すこと。これが旅慣れた旅行者を中心に支持されている。たとえばハワイでプール付きの家に暮らす住民の気分を味わう、外国人が日本家屋での暮らしを体験できる……。ホテルでは味わえない新鮮な旅を可能にするのが民泊だ。

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