日産、「ゴーン事件」の終わりはまったく見えない 2018年11月の衝撃の逮捕から3年余りが経過

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いまだ終わりが見えない日産自動車のゴーン事件。東洋経済プラスの「終わらないゴーン事件」で、2018年11月の逮捕から何があったのかを全9回で振り返ります。以下の記事は無料の東洋経済ID登録でお読みいただけます。

第9回 判決
日産元役員の“ほぼシロ”判決

2022年3月3日午前10時、東京地方裁判所104号法廷。そこには判決の言い渡しを受ける日産自動車元役員であるグレッグ・ケリー被告が座っていた。>>記事はこちら

第8回 汚点
ゴーンの右腕が法廷で吐露した汚点

2021年1月12日、かつてカルロス・ゴーンの右腕として日産自動車の経営に携わった証人は、まるで自らが被告人であるかのように、反省の弁を口にした。>>記事はこちら

第7回 検察
見えないゴーン被告の取り調べ実態

「まったく事実に反する」――。東京地方検察庁の斎藤隆博・次席検事は2020年1月23日の定例会見で、ゴーン弁護団の1人だった弁護士のブログの内容に猛反発した。>>記事はこちら

第6回 抜け穴
ゴーン被告はなぜ日本から出国できたか

海外渡航の禁止条件付きで保釈中だったカルロス・ゴーン被告。2019年12月31日にアメリカの広報担当者を経由して「レバノン逃亡宣言」を発表してから1週間が過ぎた。>>記事はこちら

第5回 逃亡
絶望と逃亡、レバノンからの「宣戦布告」

100人以上の記者を前に、2020年1月8日にレバノンで会見を開いたゴーン氏は、「日本では公正な裁判を受けることは不可能だった」と逃亡の理由を語った。>>記事はこちら

第4回 保釈
日産が懸念する保釈後の「時限爆弾」

衝撃を与えた逮捕から108日目の2019年3月6日、かつてのカリスマ経営者は刑事被告人に立場を変え、再び世間に姿を現した。>>記事はこちら

第3回 法廷
私は無実、「日産愛」をアピール

「I am an innocent of the accusations made against me」――。2019年1月8日に東京地裁で開かれた勾留理由を開示する法廷で、カルロス・ゴーン氏は自身にかけられた嫌疑を真っ向否定した。>>記事はこちら

第2回 再逮捕
ゴーン氏「3度目逮捕」の衝撃

釈放かと思いきや、待ち受けていたのは逮捕だった。日産自動車のカルロス・ゴーン元会長が2018年12月21日、会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕された。逮捕はこれが3度目だ。>>記事はこちら

第1回 モンスター
日産、前代未聞の「カリスマ解任劇」

「これから大変になりますよ」──。日産自動車の西川廣人社長は、都内にあるなじみの理容室でそうつぶやいた。理容師は深くは受け止めなかったが、数日後の2018年11月19日、カルロス・ゴーン会長(当時)が東京地検特捜部に逮捕されたニュースを見て合点した。>>記事はこちら

山田 雄一郎 東洋経済 記者

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やまだ ゆういちろう / Yuichiro Yamada

1994年慶応大学大学院商学研究科(計量経済学分野)修了、同年入社。1996年から記者。自動車部品・トラック、証券、消費者金融・リース、オフィス家具・建材、地銀、電子制御・電線、パチンコ・パチスロ、重電・総合電機、陸運・海運、石油元売り、化学繊維、通信、SI、造船・重工を担当。『月刊金融ビジネス』『会社四季報』『週刊東洋経済』の各編集部を経験。業界担当とは別にインサイダー事件、日本将棋連盟の不祥事、引越社の不当労働行為、医学部受験不正、検察庁、ゴーンショックを取材・執筆。『週刊東洋経済』編集部では「郵政民営化」「徹底解明ライブドア」「徹底解剖村上ファンド」「シェールガス革命」「サプリメント」「鬱」「認知症」「MBO」「ローランド」「減損の謎、IFRSの不可思議」「日本郵政株上場」「東芝危機」「村上、再び。」「村上強制調査」「ニケシュ電撃辞任」「保険に騙されるな」「保険の罠」の特集を企画・執筆。『トリックスター 村上ファンド4444億円の闇』は同期である山田雄大記者との共著。

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岸本 桂司 東洋経済 記者

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きしもと けいじ / Keiji Kishimoto

全国紙勤務を経て、2018年1月に東洋経済新報社入社。自動車や百貨店、アパレルなどの業界担当記者を経て、2023年4月から編集局証券部で「会社四季報 業界地図」などの編集担当。趣味はサッカー観戦、フットサル、読書、映画鑑賞。

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森田 宗一郎 東洋経済 記者

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もりた そういちろう / Soichiro Morita

2018年4月、東洋経済新報社入社。ITや広告・マーケ、コンサル、エンタメ産業などを担当。過去の担当特集は「アニメ 熱狂のカラクリ」「氾濫するPR」「激動の出版」「パチンコ下克上」など。

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