日産が懸念するゴーン保釈後の「時限爆弾」 第4回 保釈

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ゴーン被告の保釈で日産が恐れる最悪のシナリオとは(撮影:今祥雄)

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いまだ終わりが見えないゴーン事件。衝撃が走った2018年11月の逮捕から何があったのかを振り返ります。下記は2019年3月7日に配信した記事の再録です。

 

世界中に衝撃を与えた逮捕から108日目、かつてのカリスマ経営者は刑事被告人に立場を変え、再び世間に姿を現した。

日産自動車のカルロス・ゴーン前会長が3月6日、勾留されていた東京拘置所(東京都葛飾区)から保釈された。ゴーン氏は逮捕以降、一貫して無罪を主張しており、不正を告発した日産とは全面対決の様相を呈している。

東京地検特捜部に昨年11月19日、金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕されてから、会社法違反(特別背任)容疑など2回の再逮捕を経て108日間に及ぶ長期の身体拘束には、国籍があるフランスなど海外メディアから批判が高まっていた。

前任の弁護人による2回の保釈請求はいずれも却下されたが、2月に弁護人が「無罪請負人」の呼び声高い弘中惇一郎弁護士らに交代して初めての請求でいきなり保釈が認められた。

5日の保釈決定から一夜明けた6日午後4時半ごろ、作業着とマスクで「変装」したゴーン氏は東京拘置所で弁護団が用意したスズキ製の軽自動車に乗り込んだ。その後、都内の弁護士事務所に向かったとみられる。

保釈されても、息苦しい生活

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