ゴーンの右腕が法廷で吐露した「痛恨の汚点」 第8回 汚点

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COO(最高執行責任者)に志賀俊之氏の就任が発表された2005年2月の会見(撮影:尾形文繁)

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いまだ終わりが見えないゴーン事件。衝撃が走った2018年11月の逮捕から何があったのかを振り返ります。下記は2021年1月14日に配信した記事の再録です。

 

2021年1月12日、東京地方裁判所の104法廷、かつてカルロス・ゴーンの右腕として日産自動車の経営に携わった証人は、まるで自らが被告人であるかのように、反省の弁を口にした。

「私の人生の中で本当に痛恨の汚点で後味の悪さがあった。報酬の話は立ち消えのように消えていったが、後味の悪さだけがずーっと残っていた。反省しています」

「驚くほど強い調子で言われて、『そうすべきではありません』と言うべきなのに結果的に指示に従ってしまった。深く反省している」

証人とは志賀俊之氏のことである。2005年から2013年まで日産の代表取締役COO(最高執行責任者)を務め、カルロス・ゴーン元CEO(最高経営責任者)の右腕とも称された。

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