「少し貯まったお金」をぐんと増やす!簡単4秘訣 「貯まる人」は実践しています!その中身は?
「お金を増やす」ためのひとつめのポイントは、ある程度、お金が貯まったら、そのお金を「別の場所」に移すことです。そうすることで、「お金が使いにくく」なるからです。
「貯まったお金を増やす」前提として、「実際のところ、毎月お金をいくら貯めたらいいの?」という疑問も出てきそうですね。
独身の理想の貯金額は「給与の20%」といわれています。「20万円なら4万円」「25万円なら5万円」「30万円なら6万円」です。それを毎月、貯蓄用の口座に貯めていけば、確実に貯蓄額が増えていきます。
たとえば、月々5万円を貯めつづければ、「1年で60万円」「3年で180万円」「5年で300万円」になります。
「そんなの無理」と妥協して、貯蓄用の口座に入れる額を毎月3000円に設定すると、10年たっても36万円しか貯まりません。
かといって「手取り18万円で月15万円貯金」というような非現実的な設定では、生活が破綻してしまいます。
ある程度の目標を決めて、無理のない範囲で設定することが大切です。
ぼくの場合は、国税局に勤めた新卒時代、毎月の給与のおよそ半分に当たる10万円を先取り貯蓄していました。そして、100万円貯まったら、それを別の場所に移すことにしていました。
「先取り貯蓄」では、貯蓄用の口座は絶対に使ってはいけないルールです。でも、人間というのは弱い生き物です。
「悪魔のささやき」に負けて、貯蓄用の口座に手をつける日がくるかもしれません。それを防ぐために、あらかじめ手を打っておくのです。
目的は「金利」よりも「使いにくさ」
では、どんな場所に移したらいいでしょうか。ここで、お金を移す理由は「お金を使いにくくするため」です。そのためには、引き出しにくく元本割れのない定期預金や個人向け国債が手軽です。運用としての魅力は大きくありませんが、「手をつけない」という制限をかけるためには向いています。
「利息なんてスズメの涙。あってもなくても関係ない」と思われるかもしれません。たしかに、定期預金や国債の利息なんてたかがしれていますが、少ないよりは多いほうがいい。金利は低くても、預金が増えれば、利息に対する見方も変わります。
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