「ユニクロよりも“おしゃれ”」と早くも評判、ジーユーの超大型店が大阪・心斎橋に登場《NEWS@もっと!関西》
店舗面積が標準店比4倍、商品アイテム数1.2倍--。ユニクロの低価格ブランド「ジーユー」は10月22日、同社初めての旗艦店「ジーユー心斎橋店」をオープンした。フロア面積が約500坪と、ジーユーの最大店舗となる。大阪有数の繁華街である心斎橋筋商店街に位置する、旧「ユニクロ心斎橋店」の跡地に開業した。
開店に先駆けて行われたオープニングセレモニーで、同社の柚木治社長は、「旗艦店の第1号として、いいお店にして成功させたい。そして、世界進出に向けたチャレンジの第一歩、という心構えでやっていきたい」と、言葉に力を込めた。
開店前の行列は、オープン1時間前には10人ほどでしかなかったが、時間が経つにつれてみるみる膨れ上がった。朝6時30分ごろから並んでいたという行列先頭の30代男性は、「とにかく安いのが魅力。近所にジーユーがなかったので、心斎橋店のオープンを聞きつけて足を運んだ」と話す。2番目の30代女性も、「ユニクロよりも若者向き。おしゃれ。安いので(複数アイテムを購入することで)いろいろ着回わせる」と、期待を込めた。
行列が300人を超えたため、予定時刻を5分早め9時55分に開店した。開店後の店内は熱気ムンムン。他店からの応援を含めた約50人のスタッフが、特売品を大声で強調しながら、老若男女の買い物客への接客に当たった。松葉杖で歩く高齢の女性客の手をとりながら店内を案内するスタッフの姿も見られた。買い物客は「フリースタートルネックTシャツ」(290円)、「ネルチェックシャツ」(790円)など、オープン記念の特価商品を中心にショッピングを満喫していた。