日本のワクチン3回目接種が先進国で最も遅い訳 3回目接種を済ませたのは人口のわずか2.1%

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ブルームバーグが集計したデータによると、日本国内で3回目の新型コロナウイルスワクチン接種を済ませたのは人口の2.1%で、先進国の中で最も低い水準となった。足元ではオミクロン変異株が急拡大しており、1日の新規感染者数が全国で6万人を超えるなど、追加接種の早期展開が求められる状況だ。

追加接種の開始時期が遅れたことについて、岸田文雄首相は25日の衆院予算委員会で、「1回目、2回目のタイミングは各国と比べて遅れてしまった。そのために間隔を空けて行わなければならない3回目の接種について、今年の1月、2月がピークを迎える」と説明した。

菅義偉前首相は昨年、東京五輪開催前に海外に比べ遅れていたワクチン接種の加速に取り組んだ。1日100万回接種を目標に据え、昨年6月に目標を達成した。その後2回目までの接種率で、日本は先行していた米国を上回った。

3回目接種の間隔について政府は当初、「原則8カ月以上」としていたが、オミクロン株の感染急拡大で、自治体によっては6カ月へと接種間隔が前倒しされている。

木原誠二官房副長官は20日の記者会見で、「3回目接種は先月から開始したが、結果的に年明けから本格的に開始する準備を進めた自治体が多かった。そういう意味でスタートが若干遅れた」と弁明した。

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著者:黄恂恂、延広絵美

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