米イーベイ、ペイパルを分離・独立

2015年下期に実施

 9月30日、米イーベイは2015年下期にペイパルを分離・独立し上場させる方針を発表した。写真はイーベイの看板。カリフォルニア州で5月撮影(2014年 ロイター/Beck Diefenbach)

[30日 ロイター] - 米電子商取引大手イーベイは30日、2015年下期にオンライン決済サービス部門ペイパルを分離・独立(スピンオフ)し上場させる方針を発表した。

イーベイのジョン・ドナヒュー最高経営責任者(CEO)は声明で、2015年以降、ペイパルをイーベイの傘下にとどめておくことは、戦略、競争のいずれの観点においても双方の事業に有益でないことが、取締役会の戦略的見直しで明らかになったと述べた。

ドナヒュー氏は米紙ニューヨーク・タイムズ(NYT)とのインタビューで、イーベイの株主である米著名投資家のカール・アイカーン氏がこれまで提案していた戦略に従っていると認めた。ただ、慎重な検討のうえでの決定で、外部からの圧力に屈したわけではないとした。

イーベイによると、マーケットプレイス(電子商取引)および企業向け部門の収入はこれまでの1年で10%増の99億ドル、ペイパルの収入は19%増の72億ドルだった。

パイパー・ジャフリーのアナリストらは調査ノートで、「マーケットプレイスとペイパルを分離することで、マーケットプレイスが買収対象としてより魅力的になる可能性がある」と指摘した。

組織再編後は、マーケットプレイス部門の責任者であるデビン・ウェニグ氏がイーベイのCEOに就任し、アメリカン・エキスプレス オンライン決済事業の元責任者であるダン・シュルマン氏がペイパルのCEOとなる。

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