自民単独過半数を伺う勢い、立民比例が伸び悩み 大手メディア各社が総選挙序盤の情勢調査

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衆院選(31日投開票)は、自民党が単独過半数を維持できるかが焦点となっている。公明党は安定しており、与党では過半数を維持する見通し。報道各社が序盤情勢調査を報じた。

共同通信によれば、自民党は公示前の276議席の維持は微妙な情勢だが、定数465のうち単独過半数(233)をうかがう。読売新聞は、過半数を「維持できるかどうかの攻防」と分析。日本経済新聞は「上回れるかが一つの指標」としている。

自民と公明と合わせた与党では、優勢とみられている。岸田文雄首相は、勝敗ラインを与党で過半数獲得としていた。

日経は「与党は200以上の議席獲得が有力」とした上で、接戦区で勝てば衆院のすべての常任委員長のポストを独占し、各委員会の委員数でも過半数を確保できる「絶対安定多数」(261議席)に届きうると分析した。読売も「自公両党では、絶対安定多数をうかがう」とみている。

野党第1党の立憲民主党については、共同通信は共産党などとの共闘で「与党との接戦区が増えている」と指摘。接戦の40程度の選挙区を制すれば公示前の110議席を上回るが、「比例がやや伸び悩んでおり予断を許さない」と分析した。

(報道各社の分析内容を追加しました)

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著者:延広絵美

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