双子の名前発表はもうすぐ?「パンダ」の命名事情 かつて15の候補全て商標出願した事もあった
上野動物園で6月23日に生まれた双子のジャイアントパンダが10月1日に100日齢を迎えた。9月28日の体重は、雄も雌も5550gで全く同じ。動ける範囲も広がってきた。歯は9月28日時点で雄が5本、雌が8本生えている。これまで母乳と人工乳だけで育っているが、しばらくすれば固形物も食べられるようになるだろう。
上野動物園は、双子のパンダの「名前候補選考委員会」を9月29日にオンラインで開催した。ちょうど、日本に初めてパンダが来るきっかけとなった日中国交正常化から49年目だが、この日になったのは偶然。選考委員は、女優で日本パンダ保護協会名誉会長の黒柳徹子さんら6人が務めている。
名前は8月7日~20日に公募した。応募できるのは1人1回で、雄・雌の名前を1点ずつ、それぞれカタカナ9文字以内という決まり。19万2712件の応募があり、この中から委員会で候補を選んだ。
名前は、パンダの所有権を持つ中国側にも確認したうえで東京都が決定し、10月中旬以降に発表する。
決定した双子の名前に関する権利は、上野動物園を運営する東京動物園協会に帰属する。委員会の開催から名前の発表まで、最短でも2週間近くある。この間に東京動物園協会が名前を商標登録すると見られる。
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