グーグルがNYのオフィスビルを21億ドルで購入へ 従業員のオフィス復帰に向けた取り組みの一環

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米アルファベット傘下のグーグルはニューヨーク・マンハッタンのオフィスビル「セントジョンズ・ターミナル」を21億ドル(約2300億円)で購入する計画だ。ニューヨーク市における足場を固め、従業員のオフィス復帰に向けた取り組みを進める。

ルース・ポラット最高財務責任者(CFO)が21日のブログ投稿で明らかにしたところでは、同社はこのビルを既にリースしているが、ニューヨークの不動産に2億5000万ドル余りを今年投資する計画に基づき、契約に含まれている購入オプションを行使することを決めたという。

「セントジョンズ・ターミナル」 

グーグルは20年余り前にニューヨークに初めて進出。現在の市内の従業員数は1万2000人に達し、カリフォルニア州以外で最大の拠点となっている。ポラット氏によれば、同社は今後数年で1万4000人強への増員を目指している。

同社によると、「セントジョンズ・ターミナル」の購入は2022年1-3月(第1四半期)中に完了する見込み。

グーグル、オフィス復帰を2022年に先送り-新型コロナ感染拡大で

原題:Google to Buy Manhattan’s St. John’s Terminal for $2.1 Billion(抜粋)

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著者:Molly Schuetz

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