アウディ「Q5スポーツバック」が作るSUV新基準 車内空間を犠牲にせず実現した流麗なフォルム

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クーペスタイルながら十分な広さを確保したリヤシート(東洋経済オンライン編集部撮影)

内装では、新型Q5と同様に、最新のインフォテインメントシステム「MIB3」を採用する。10.1インチのセンタースクリーンはタッチパネル式で、操作性の向上を図るとともに、シンプルかつクリーンなコックピットデザインを実現する。なお、ネットワーク接続には、物理的なSIMカードではなく、eSIMを用いる。また、Sラインのシート素材には、マイクロファイバースエードのダイナミカ(Dinamica)とレザーの組み合わせを採用する。

なお、アドバンスドには、ドアアームレストやセンターコンソールにアーティフィシャルレザーを用い、リヤシートヒーターなどを採用したラグジュアリーパッケージも設定されている。

3L・V6エンジンを搭載したSQ5スポーツバック

今回の国内導入では、前述のとおり、高性能バージョンのSQ5スポーツバックも設定される。パワートレインに最高出力260kW(354ps)、最大トルク500Nmを発揮する3L・V6ターボエンジン(TFSI)を搭載した仕様だ。駆動方式には、Q5スポーツバックと同じく独自の4WD機構クワトロを採用。トランスミッションには、8速ギアを装備し、全速度域で理想的なエンジン回転数を維持する「8速ティプトロニック」を搭載する。

外装では、フロントフェイスに、アルミニウムルックのインサートを施したSモデル専用ハニカムメッシュ・シングルフレームグリルも装備。さらに足元には5ツインスポークデザインの20インチアルミホイールが標準装着されている(オプションで21インチも選択可能)。

なお、内装には、シート素材にダイナミカとレザーのコンビネーションを標準装備し、オプションのレザーパッケージを選べば、ダイヤモンドステッチ付きレザーにすることも可能だ。

各グレードの価格(税込)は、Q5スポーツバックのアドバンスドが729万円、Sラインが787万円、ファーストエディションが837万円。SQ5スポーツバックは967万円だ。

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平塚 直樹 ライター&エディター

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ひらつか なおき / Naoki Hiratsuka

1965年、福岡県生まれ。福岡大学法学部卒業。自動車系出版社3社を渡り歩き、バイク、自動車、バス釣りなどの専門雑誌やウェブメディアの編集者を経てフリーランスに。生粋の文系ながら、近年は自動運転や自動車部品、ITなど、テクノロジー分野の取材・執筆にも挑戦。ほかにも、キャンピングカーや福祉車両など、4輪・2輪の幅広い分野の記事を手掛ける。知らない事も「聞けば分かる」の精神で、一般人目線の「分かりやすい文章」を信条に日々奮闘中。バイクと猫好き。

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