旭硝子・トステムが団結、省エネ「窓」産業の夜明け

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 目玉は窓の工場生産だ。トステムのサッシ工場の一角に合弁の「窓工場」を設置する計画で、一部の窓用サッシはトステムのタイ工場など海外での生産も検討されている。

もちろん、特約店、販売・工事店で窓を組み立てる現行の製造・流通チャネルがなくなるわけではない。ただ、窓工場の誕生によって、窓の生産における特約店や販売・工事店の比重は、これまでよりも格段に軽くなることは間違いない。両社が描く新ビジネスは、業界構造を根本から変える可能性を秘めているのだ。

それではいったい、何が両社の窓ビジネスを合弁に引き寄せることになったのか。そこには「百年に一度のチャンス」とも形容される、ある制度の導入があった。住宅版エコポイントである。

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