「人生は無意味と感じる人」が暗闇を抜ける方法 中年期に8割の人が経験する深刻な精神的危機

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本当に自分にフィットしているルールなのか、どこかのタイミングでしっかりと検証し、「合わない」「不快だ」「必要がない」と感じたルールや関係性にはNOをつきつけましょう。自分のルールに基づいて生きる道を探すことで、人生は再定義できます。

その際、自分の好ましいルールや自分らしい生き方をいきなり見つけようとはしないことです。逆に「自分に合わないもの、やりたくないことを見つけ、NOを言うことから始める」ことが正解。消極的に見えるかもしれませんが、これこそが誰にでも始められる「自分のルール」を探す方法なのです。

自分を喜ばせる時間やエネルギーを増やす

おそらくあなたは多くの時間を他人のために割いているはずです。

『NOを言える人になる 他人のルールに縛られず、自分のルールで生きる方法』(書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします )

会社や社会、競争、気の進まない頼まれごと、意味のない会議、義務感……。これら他人のものさしで「善」とされた価値観やルールに適応できず、会社や社会や身近な人からネガティブな判断を下されている自分のことを「ダメ人間」「能力も魅力もない」「幸福になる価値がない」と思い込んではいませんか。

ミッドライフ・クライシスを乗り越え、自分なりの幸せを追求し生きていくためには結局のところ、自分を喜ばせる時間やエネルギーをできるだけ増やしていくしかありません。

本書『NOを言える人になる』では、他人のルールではなく、自分のルールで生きるための方法を紹介しています。人生の時間は限られています。自分を縛っている他人のルールを今こそ断ち切り、自分のルールに基づいて、あなただけの物語を紡いでいくための参考にしてもらえたら幸いです。

鈴木 裕介 内科医・心療内科医

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すずき ゆうすけ / Yusuke Suzuki

2008年高知大学卒。内科医として高知県内の病院に勤務後、一般社団法人高知医療再生機構にて医療広報や若手医療職のメンタルヘルス支援などに従事。2015年よりハイズに参画、コンサルタントとして経営視点から医療現場の環境改善に従事。2018年「セーブポイント(安心の拠点)」をコンセプトとした秋葉原saveクリニックを高知時代の仲間と共に開業、院長に就任。また、研修医時代の近親者の自死をきっかけとし、ライフワークとしてメンタルヘルスに取り組み、産業医活動や講演、SNSでの情報発信を積極的に行っている。

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