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V6解散が青天の霹靂でなく「必然」でしかない訳 過渡期のジャニーズ事務所に何をもたらすのか

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  • 木村 隆志 コラムニスト、人間関係コンサルタント、テレビ解説者
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ジャニーズ事務所は今年1月16日、「満22歳到達後の最初の3月31日までに、ジャニーズJr.としての活動継続についてジャニーズ事務所との合意に至らない場合は、ジャニーズJr.の活動としては同日をもちまして終了とさせていただくことといたします」と発表しました。いわゆる定年制であり、2023年3月31日からの適用が予定されています。

これは「大学卒業にあたる年齢で一線を引くことで、人生の選択肢を広げてもらったほうがいいだろう」という親心も感じさせる制度。しかし、人生の選択肢を考えるべき年齢は、入口となる22歳だけではなく、出口になりやすいアラフォーやアラフィフも同様でしょう。その点、V6が出口の新たなスタンダードを作ることで入口と出口が整理されて、組織としてのバランスがよくなり、健全な世代交代を実現させることにもつながっていきます。

もともと年齢差が大きいグループの安定感

もともとV6は、年上3人の20th Centuryと、年下3人のComing Centuryとの年齢差が大きく、結成当初は「他グループ以上に長年続けていくことが難しいのではないか」と言われていました。そんな彼らが「抜群の安定感」「変わらない安心感が凄い」と言われるほどになったのですから、「解散の悲しさ」ではなく「継続の素晴らしさ」を感じさせるのは当然なのかもしれません。

今回のコメントは、「新型コロナウイルスの影響により、世界中で困難な状況が続いております。表現者として、V6として、一人でも多くの笑顔を増やせるよう努めてまいります」「まだまだ、僕たち6人にしか出来ないことを追求していきます」という力強い文章で締めくくられていました。

最後にV6として何をして笑顔を増やしてくれるのか。まだ7カ月あまりの時間があるだけに彼らなら、集大成となるライブとリリース、さらにシンボル的番組である「学校へ行こう」(TBS系)のフィナーレも飾ってくれるでしょう。

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