初代「ヴェゼル」オーナーによるリアルな評価 ライバル比較で見えたロングヒットの理由

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2013年に登場した初代「ヴェゼル」。写真は2018年にマイナーチェンジを受けたモデル(写真:本田技研工業)

2月18日に発表され、デザインを中心に賛否が巻き起こっている新型「ヴェゼル」。ヒットモデルとなるかどうかはこのデザインにかかっていそうだが、今後のヴェゼルを占う意味でも、ここで先代型となる初代ヴェゼルを振り返ってみたい。

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2013年12月の発売後、2014~2016年、2019年と4度もSUV新車登録販売台数1位を獲得した大ヒットモデルは、果たしてどんなユーザーに支持されていたのだろうか?

市場調査会社のインテージが毎月約70万人から回答を集める、自動車に関する調査「Car-kit®」から、初代ヴェゼル購入者のリアルな評価を浮き彫りにする。また、比較対象としてサイズや価格の近いトヨタ「C-HR」、同「ヤリスクロス」、マツダ「CX-30」、日産「キックス」の購入者データも見ていこう。

<分析対象数>
■ホンダ ヴェゼル:3,712名
■トヨタ C-HR:2,564名
■トヨタ ヤリスクロス:539名
■マツダ CX-30:354名
■日産 キックス:187名

※いずれも分析対象は新車購入者のみとする

フィット→ヴェゼルのステップアップ

まずは、車種決定の理由を4つの選択肢で聞いた結果を見ていく。ヴェゼルは「クルマそのものが理由で」のスコアが高くなっているのが特徴だ。登場以来、コンパクトSUV市場の拡大を牽引し続けてきた完成度の高さがうかがえる。

次に、購入者が購入前に乗っていたクルマ(前有車)から、どのような車種からコンパクトSUVへたどり着いたのかを確認する。いずれの車種にも共通するのは、同一メーカーからの乗り換えの多さである。上位5位まで見てみると、他メーカーからの乗り換えは1つもない。

ヴェゼル購入者の前有車で最も多かったのは「フィット」だった。ヴェゼルが、フィットをベースに開発されたサイズや価格の近いモデルであるだけに、フィットからのステップアップに乗り換えた人が多かったのだろう。

2位はヴェゼル自身がランクインしている。同一車種への乗り換えが一定存在していることは、しっかりとファンを獲得できている証拠だ。

3位以降は「オデッセイ」「CR-V」「ストリーム」となっており、ホンダ車の上位車種からダウンサイジングする格好となっている。

トヨタ「C-HR」と「ヤリスクロス」のトップ3は全く同じであり、「プリウス」「アクア」「プリウスα」となっていた。ヴェゼル、C-HRともに、ボディタイプの変更を伴う代替となるが、上位車種からの乗り換えでも“格下げ感”を感じずに、抵抗なく移行できているようだ。

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