「若返る」箱根登山鉄道、残りわずかの旧型車両 「109号」が3月に引退、レトロな電車3両のみに

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3月21日引退の箱根登山鉄道「モハ2形109号」。レトロな登山電車が姿を消しつつある(記者撮影)
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箱根登山鉄道は1月27日、箱根湯本―強羅間で運行する旧型車両の「モハ2形109号」が3月21日で引退すると発表した。

もとは1927年製造の木造車を改造した車両で、90年以上にわたり「天下の険」とうたわれた箱根の山の急勾配や急曲線、スイッチバックを上り下りし、国内外から押し寄せる観光客を運んできた。ただ最近は新型車両の導入が進み、109号に限らず、かつて箱根の足を代表したレトロな登山電車が姿を消しつつある。

旧型の運用は1編成のみ

同社で100形と呼ぶ旧型車両「モハ1形」「モハ2形」は、2017年の初めまで合わせて7両が活躍していた。2007年公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」の冒頭、使徒との戦闘で爆風を受ける車両は、109号と同じモハ2形の110号がモデルとされる。

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その110号など3両がすでに姿を消し、今回の109号の引退で、モハ1形は104号―106号の2両固定編成1本、モハ2形は108号1両を残すのみ。基本的には連結して3両編成で運用するため、客を乗せて走る旧型の編成は1本だけとなる。

109号は2019年に箱根湯本―強羅駅間の開業100周年を記念して1935~1949年ごろの車体色を復刻した緑色の塗装が施された。側面に並ぶ2段になった窓や、先頭の丸いヘッドライト1灯が歴史的な車両の雰囲気を醸し出している。

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