「コカ・コーラ×NiziU」CMが10代を虜にする訳 ステイホームでテレビ視聴時間増えた年末年始
ステイホームが呼びかけられた年末年始、大半の人はテレビの視聴時間が増えたことで例年よりも数多くのCMを目にしたのではないだろうか。以下、1月前期のCM好感度ランキングより、ヒットの傾向を振り返ってみたい。
CM好感度の首位に輝いたのはKDDI『au』だった。元日からオンエアした新CMは「三太郎」シリーズで親指姫を演じる池田エライザが歌うオリジナル楽曲『みんなってエブリワン!』をBGMに展開。「みんなちがう、だから面白い」といったポジティブなメッセージを発信し、多くの支持を得た。
2位の『SoftBank』は上戸彩が未来のしずかちゃんを演じる「5Gってドラえもん?」シリーズのCMが好調だった。3位には「お正月を写そう」でおなじみの富士フイルムがランクイン。堺雅人と広瀬アリス、すず姉妹が共演した『instaxプリンター』の新CMでスコアを伸ばした。
「NiziU」起用のCMが高評価
人気シリーズが上位を占める中、ひときわ注目を集めたのが日本コカ・コーラ『コカ・コーラ』の新CMだ。9人組のグローバル・ガールズグループ、NiziUを起用したCMを元日から放送し、10代の女性や主婦など女性を中心に高い評価を得た。
CMは穏やかな海の映像に始まり、商品を手にしたMAKOがハミングする姿に続けて商品が映される。そして新曲『Take a picture』に合わせて息の合ったダンスをするNiziUに「LOVE my ダンス.」のコピーがかかり、続いてサーフィンやスケートボードを楽しむ人々などに「LOVE my 地元.」「LOVE my 挑戦.」といったコピーが重なる。
このほかNiziUが商品とともに食事を楽しむシーンなど、それぞれが毎日を前向きに自分らしく過ごす様子を描き、「この瞬間が、私。」というキャッチコピーを印象づけた。
対象期間中の放送回数はわずか13回だったが、全3408作品中の23位につけた。モニターからは「NiziUが踊ってる!めっちゃ今のCMっぽい」「NiziUの歌がアップテンポでよかった」「色彩が豊か」といった声が寄せられた。またCMのラストで紹介された「NiziU限定デザインボトル」に関するコメントや「久しぶりに飲みたいと思った」などの感想も見受けられた。
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