｢コカ･コーラ×NiziU｣CMが10代を虜にする訳 ステイホームでテレビ視聴時間増えた年末年始

このほかNiziUの出演作ではロッテ『フィッツ』のCMが32位にランクイン。“まつ毛ダンス”が話題となったコーセー『カールキープマジック』の新CMも2回のオンエアながら10代の女性から得票するなど、注目度の高さがうかがえる。デビューに至るまで厳しいオーディションを勝ち抜いてきたNiziU。広告キャラクターとして、今後どのような活躍を遂げるのか楽しみだ。

「昭和風のダサい感じ」が主婦層や50代男性に好感

そのほか話題を集めたのは、10位にランクインした『フトン巻きのジロー』。全国にフランチャイズ展開するコインランドリー店のCMで、自己最高のCM好感度を記録した。

テニスプレーヤーの格好をした人々が歌い踊る姿を記憶している人も多いのではないだろうか。CMの冒頭で少女と女性が「♪敷きブト～ンにダニあか～ん」と歌いながらテニスラケットで布団を叩いていると、筒状に巻かれた布団を抱えた外国人男性が現れる。最後は場面がコインランドリーに変わり、3人で「♪敷布団のダニとれる」「♪ジローで洗えば清潔」などとハイテンションで歌い踊る様子を映した。

オリジナルのバンドを使った“フトン巻き”という技術によって敷き布団を丸洗いできることをアピールする内容で、日本テレビ『ガキの使い！大晦日年越しSP 絶対に笑ってはいけない大貧民GoToラスベガス24時！』など年末を中心にオンエアされた。

支持層を見ると、主婦層や50代の男性から多く得票し「歌のインパクトがありすぎて、頭から離れないくらい面白い」「昭和風のダサい感じが逆に面白い」といった声が相次いだ。また「気になって検索してしまった」「家の近くにあったら利用したい」など、CMだけでなく同店のサービスへの関心を示す感想も見受けられた。