「自己中心的な子」の親がしがちなNG言動4つ

攻撃的な子は強く叱ればいいと思っていない?

実は自己中心的な子どもは「地位や名誉」にこだわる傾向があり、「1番になりたい」という競争意識も持っています。ですので、子どもに対して何かで1番であると言うことを伝えてあげましょう。まずは、その子が1番になれる部分を見つけてあげることが大事ですが、難しく考える必要はありません。

例えば、「元気のよさが1番だね」「挨拶が1番だね」「準備の早さが1番だね」など、すごい結果が出ていなくても、いいところを正確に伝えてあげましょう。本人が見落としてしまっている、いい部分に着目して、ここが1番だよとはっきりと伝えてあげることが重要です。具体的な褒め言葉が、本物の自信につながっていきます。

コツコツやることは苦手

④ あれもこれもチャレンジさせる

自己中心的な子がいちばん苦手なのは、物事を同時進行することです。大きな目標に対してひたすら突き進むことのできるタイプですが、その他のやるべきことが疎かになるのです。細部に目が届きづらく、コツコツとやることが苦手なので、目の前の課題ややるべきことが後回しになりがちです。親や指導者としては、あれもこれもチャレンジさせるより、物事に優先順位をつけてあげましょう。

優先順位をつけたうえで、1つずつ着実にクリアできるようにアドバイスすることが大事です。

「今いちばん大事なことは何かな?」と聞いて、優先順位をつけてもらう。そして、「最初はこれをやってみよう。それができたら次はこれね」という具合にアドバイスして、「1つずつやり遂げていく姿勢」を身につけてもらうことが重要です。子どものうちから「選択と集中」ができるかどうかがその後の成長につながっていくのです。

以上シンプルではありますが、厳選してご紹介させていただきました。

わが子は……「やる気がない」「自己肯定感が低い」「素直じゃない」「言うことを聞いてくれない」……どうすればいいの? 親や先生・コーチなどから、このようなご相談をよく受けます。結論から言えば、その子のタイプに寄り添った言葉がけが必要なんです。

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ある課題に取り組んでほしいときに、「君の力ならできるよ」と言葉をかけたとします。あるタイプの子は「やっぱりそうだよね」とやる気を出し、あるタイプの子は「何も知らないクセに……」と反抗的になり、あるタイプの子は「いちいち言わないで」と面倒くさがる……このように、子どもによってさまざまな反応が得られます。

同じ言葉がけでも、効果があるタイプの子と、効果が薄いタイプの子、あるいは逆効果になってしまうタイプの子もいるのです。親や指導者がしっかりと子どもと向き合い、子どものタイプを理解してあげて、タイプにあった伸ばし方を実践してあげてください。大人の言葉がけ1つで、子どもたちは将来に向けて、前向きに進むことができるのです。

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