Jリーグ応援遠征、旅先で心がける"安全対策" 人混みを避けて「旅先での行状」に気をつけよう

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みんなの九州きっぷ

利用期間:2020年12月27日まで (発売は12月23日まで)
利用条件:土日祝連続の2日間、九州新幹線、在来線特急が乗り放題。指定席は6回まで利用可能
価格:全九州版1万円、北部九州版5000円
販売:利用の3日前まで「JR九州インターネット列車予約」にて取り扱い
受け取り方法:JR九州のみどりの窓口で予約番号と利用クレジットカードを提示

このきっぷは、今シーズン初の本格的な遠征となった10月25日のアビスパ福岡戦で利用した。全九州版を選択し、飛行機のダイナミックパッケージと組み合わせた。

ダイナミックパッケージとは、旅行サイトで飛行機と宿を自分で選択し、オリジナルなツアー商品を仕立てるものだ。ANAやJALといったレガシーキャリアでも大変安くあがるので、従前からよく利用していた。しかもツアー代金すべてがGoTo施策の地域共通クーポン付与計算対象となる。

初夏のような緑の宮崎

宮崎空港から入り、鹿児島を経由して九州新幹線で一気に博多に行き、福岡空港から帰るプランを考えた。ローカル線の風情も味わいたい。吉都線と肥薩線を行程に取り入れ、宿泊地は霧島神宮とした。

「みんなの九州きっぷ」を使った九州周遊の行程図(筆者作成)

ソラシドエア53便は定刻の9時半に宮崎空港に着陸した。気温は15度。爽やかな朝である。宮崎空港駅で「みんなの九州きっぷ」を受け取る。南宮崎から特急きりしま9号に乗車。自由席はガラガラだ。まるで初夏のように緑の眩しい杉林の山間を抜け、遠くまで広がる青空と霧島連峰を眺める。

西都城で下車。知人が最近、東京から縁もゆかりもない都城のIT企業に転職しており、久しぶりに会ってランチでもしましょうと待ち合わせをしたのだ。

国の登録有形文化財である都城島津邸(筆者撮影)

鯖めしがおいしい店が駅からほど近いところにあるという。郷土料理の呉汁(ごじる)とともに胡麻ダレの効いたシメ鯖を味わった。

お互いマスクをし直して、コロナ禍における都城の仕事事情を伺う。むしろこの機会をチャンスと捉えDX化を促進する技術開発を進めているという。昭和天皇がご宿泊されたという都城島津邸を見学し、都城駅まで送っていただいた。

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