バイトダンス、TikTokグローバルを株式上場へ 本体のアルゴリズムや技術は移転されない

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 中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)は9月21日、傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業を運営するため新たに設立する会社「TikTokグローバル」について、バイトダンスの子会社になると発表した。写真は米中の国旗とTikTokのロゴ。7月撮影(2020年 ロイター/Florence Lo)

[21日 ロイター] - 北京字節跳動科技(バイトダンス)は21日、傘下の短編動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」の米事業を運営するため新たに設立する会社「TikTokグローバル」について、コーポレート・ガバナンス(企業統治)と透明性を強化するために新規株式公開(IPO)すると表明した。

バイトダンスの声明によると、TikTokグローバルはIPOに先立ち資金調達を実施し、バイトダンスは80%を保有する株主になる見込み。取締役会には、バイトダンスの創業者の張一鳴氏や取締役、米ウォルマート<WMT.N>のダグ・マクミロン最高経営責任者(CEO)が含まれる。

現在の計画では、TikTokのアルゴリズムや技術はTikTokグローバルに移転されない。オラクル<ORCL.N>はTikTokの米国のソースコードへのセキュリティアクセスを有する。

また、一部で報道されているTikTokグローバルが米財務省に支払う50億ドルについては、TikTokグローバルが向こう数年間に稼ぐであろう収益や、予想される納税額に基づいており、オラクル・ウォルマートとの取引とは関係ないとしている。

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