東京の学生が知らない、地方学生の過酷な現状 田舎育ちの私が「教育格差ゼロ」に挑戦する理由

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これは、家庭環境によってオンライン上の学びの環境が得られない子どもたちに、パソコンやWi-Fiルーターを貸与して、学びの支援を行っていくプロジェクトです。

新型コロナ禍によって、教育機会の格差は、より表面化しています。「都会」と「地方」の格差だけではなく、新たに生まれた「貧困」という格差。しかしその連鎖を断ち切れるのもまた、「学び」であると考えています。生活困窮世帯をはじめ、学びの機会が失われている子どもたちを、学びの力で支援することで、すべての子どもたちに「未来はつくれる」と信じられる社会をつくっていきたいですね。

各家庭に配布する予定のPCをバックに。1台のPCが子供の未来を変えていく

今村久美(いまむら・くみ)
1979年生まれ。慶應義塾大学卒。2001年にNPOカタリバを設立し、高校生のためのキャリア学習プログラム「カタリ場」を開始。2011年の東日本大震災以降は子どもたちに学びの場と居場所を提供するなど、社会の変化に応じてさまざまな教育活動に取り組む。「ナナメの関係」と「本音の対話」を軸に、思春期世代の「学びの意欲」を引き出し、大学生など若者の参画機会の創出に力を入れる。ハタチ基金 代表理事。地域・教育魅力化プラットフォーム理事。中央教育審議会委員。東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 文化・教育委員会委員。認定 NPO 法人カタリバ 代表理事。
カタリバ(https://www.katariba.or.jp/

​(写真:すべてカタリバ提供)

制作:東洋経済education × ICTコンテンツチーム

東洋経済education × ICT

小学校・中学校・高校・大学等の学校教育に関するニュースや課題のほか連載などを通じて教育現場の今をわかりやすくお伝えします。

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