ストーリーで語るべき、これだけの理由 美女を口説き、人はコンピュータに勝る!
要点に絞った説明、と答えた人は、私の例えが悪かったのでしょう。下の図は、経験主義に基づいたA/Bテストの結果です。説明にストーリーを加えたほうが、要点に絞って説明するよりも、300%も多く人から興味を持たれました。パワーポイントですてきなデータを見せているわけではありません。ただ、少しばかり人間的な接し方をしているだけです。
なぜ、今、ストーリーなのか?:ネットで弱くならないために深く理解する
私は昔、ひとつの資料に深く目を通していました。社会人になりたての頃は国語辞典を机の上に置いて、いつでも調べられるようにしていました。でも今は違います。会社でも、自宅でも、そして移動中でも、タブレット(+スマホ)でネットサーフィンしっぱなし、メール確認しっぱなしの毎日です。時差がある地域の人と働いているので、朝も夜も誰かが情報を発信しています。私はつねにその最新の情報を追いかけていて、ひとつの物事を深く理解する時間が取れません。つまり、内容の表面(Surface)をつまんでいるだけで、物事を深く理解していないのです(汗)。
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