国内の捲土重来を果たせるか、“再上陸”キャラクターが相次ぎ登場

海外でヒットし国内の再上陸に挑む玩具が今春、相次ぎお目見えする。

タカラトミーは、4月からテレビ放映する「トランスフォーマー アニメイテッド」と連動し、ロボット玩具を発売する。

トランスフォーマーの原点は、旧タカラの変形合体玩具。そのアイデアを基に米玩具大手ハズブロが1984年に米国で商品化し、人気となった。国内向けにもタカラトミーが何度か商品化したが、現在はハズブロ向けのOEMがメイン。

2007年には映画化で人気が再燃し、ここ数年はOEMだけで年100億円超を稼ぐ。だが「生みの親」としては国内でも一花咲かせたいところ。今回は玩具と周辺商品を含め50億円規模の市場創出を狙う。

片や国内の“失地回復”に挑むのが、セガトイズ「爆丸(ばくがん)」だ。爆丸はロボットに瞬時に変形する球体とカードゲームを組み合わせた玩具。06年の商品化以来80カ国超でヒットし、09年に米国の「トイ・オブ・ザ・イヤー」大賞も受賞。OEMだけで年90億円の規模になっている。

ただ、爆丸は最初の投入国・日本で唯一不発に終わった苦い経験がある。「発売時期とアニメ放映期間のずれ」(同社)も敗因だったようだ。リベンジを期した商戦は、3月のアニメ放映前後から始動する。店頭イベント、業務用ゲーム機など、セガサミーグループ挙げて攻勢をかける構えだ。
 
(勝木奈美子 =週刊東洋経済)

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