自宅でも十分楽しめる「プロ野球観戦」のススメ 球場に行けないファンに知ってほしい代替案
福岡ソフトバンクホークスは、開幕のメドも立っていなかった4月23日から、選手プロデュースメニューなどPayPayドーム内で販売しているフードをUber Eatsで配達するサービスを始めた。
評判は上々。当初は一部のメニューに限定していたが、「有観客になってからは店舗で取り扱うメニューはすべて配達対象にしている」(球団広報)という。
配達エリアはUber Eatsの配達可能エリアに限定されるため、球場内に出店している店舗の売り上げに大きく貢献するわけではないが、材料ロス減には貢献している。
横浜DeNAベイスターズは、「青星寮カレー」や「ベイ餃子」など球団オリジナルメニュー6種類の出前を6月1日から開始した。配送は地元・横浜ハーバーエリア専門の配送業者。「反響は予想以上」(球団広報)で、配達エリア外の顧客の要望に応じ、テイクアウトも始めた。
東北楽天ゴールデンイーグルスは、6月上旬から選手プロデュースメニュー3品を、Rakutenリアルタイムテイクアウト(事前にネット注文し店舗で待たずに持ち帰れるサービス)の対象にしたほか、楽天生命パークに出店している飲食店舗でテイクアウトやデリバリーを実施している店舗の利用を促す告知を出している。
このほか、東京ヤクルトスワローズが球場周辺エリアへの出前に加え、一部メニューをネット通販で冷凍販売。中日ドラゴンズも地元のみそかつ店が、みそ串かつと台湾みそをセットした「ドラゴンズセット」を冷凍販売している。
グルメポップコーン2強がセ・パ対決
仲間内のオンライン観戦で自慢できそうなのが、高級ポップコーン2強によるプロ野球コラボパッケージだ。
2013年から2年ほど一大ブームを巻き起こした高級ポップコーン。その後の急速なブーム後退で淘汰が進み、生き残ったのが当時の2強であるシカゴ生まれのギャレットと国産のヒルバレーだった。
そのギャレットが開幕日の6月19日から販売を始めたのが、セ・リーグ6球団バージョンのパッケージだ。
実店舗販売が基本で、東京・原宿店では巨人、ヤクルト、阪神バージョン、千葉県の酒々井プレミアム・アウトレット店では巨人、横浜、中日バージョン、名古屋店では中日、ヤクルト、広島バージョン、そして大阪府のEXPOCITY店では阪神、巨人、横浜バージョン。期間限定の東京・北千住マルイ店では横浜、広島バージョンを販売している。
各球団別のバージョンのほかに、1ガロンサイズの缶もある。こちらには6球団のマスコットがすべて描かれている。
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