読書は最高の自己投資と言えるこれだけの理由 1500円の本から100倍のリターンを得る方法

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購入も重要な行為です。アマゾンのようなネット書店とリアル書店を徹底して使い分けます。ネット書店は目的買いにぴったりですし、「この商品を買った人はこんな商品も買っています」と勧められた本は、興味があったら買います。

「売れている本には、やはりそれだけの理由がある」というのが私の持論です。アマゾンではカテゴリー別の売れ行きを示しています。カテゴリーランキングの上位に面白そうな本があったら、無条件に買ってみるのもお勧めです。

大手書店もよく利用します。トレンドに合った品ぞろえをしていますし、実物を手に取って選べるのは大きなメリットです。私は著者が自分の経験を書いた「経験型」の本を選ぶことにしているので、筆者プロフィールやソデ(カバーの折り返し部分)、奥付も念入りに確認します。

キャッチコピーを記した帯の文句が面白そうだと思ったらすぐ買いますし、店員さんが書いたポップなどがついていたら、すぐに買ってしまいます。思いがけない本との出合いが期待できる点において、リアル書店に軍配が上がると思っています。

ハズレだと思ったら、すぐ次の本に取り掛かる

どこで読むかは意外と重要なポイントです。誰にでも、本を読みやすい、不思議と集中できる場所があると思います。私は朝5時に起き、お風呂に入りながら読むことにしました。性に合っていたようで、早起きと読書が習慣になりました。朝の読書は、日々のモチベーションやリズムを作るペースメーカーの役割を果たします。ぜひ試してみてください。

本は、1時間から2時間で読もうと決めています。この制限時間内に読み終わるためには、読まずに捨てる部分が出てきます。基本的に、重要ポイントは本の20%くらいしかありません。その重要ポイントの80%を拾えればよしとします。つまり全体の16%になります。

これは、本から得られるリターンの80%は、20%を読むだけで得られるともいえます。1冊の本を隅から隅まで読まなくても、20%を読むだけで、著者が主張したいことはほぼわかる。完璧主義を捨てること。それが第一歩です。

ここからは、具体的な読み方になります。読み始める前に、また、その本を読む目的を明確にしてください。重要なところとそうでないところの見極めがつくようになります。どうでもいいところは捨てることができるので、読むスピードが速くなりますし、内容をよく吸収できるのです。

そして、著者がどんな人かを確認します。中身が想像できるからです。帯、カバーの表ソデ、「まえがき」「目次」「あとがき」を読む。それだけで大枠のイメージが見えてきます。このひと手間をかけることで、各段に効率的な読み方ができるようになります。

ちなみに、私は最初のほうが面白くない本は、さっさと読むのをやめることにしています。前半部に経済や政治など社会の背景が書いてある本もありますが、そのあたりは飛ばしても一向にかまいません。

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