「うつ病の発症」コロナ収束後こそ注意すべき訳 「ZOOM飲み」が人々の癒やしになる科学的根拠
3.アウトプットする
「苦しい」「つらい」といった思いを打ち明け、言葉で表現することは、「癒やし」の効果につながります。文字や言葉で「表現する」だけで、自分のつらさ、苦しさ、痛みなどが軽減するのです。
「話す」「書く」「行動する」といったアウトプットは、ストレス発散に絶大な効果があります。逆に「苦しい」「つらい」状態において、誰にも弱音をはかず、誰にも相談せずに、自分一人で、気持ちを心の中に封じ込めている。そんな状態が最もストレスがたまります。
友達と普通に雑談するだけでも、あなたが思っている以上に「ガス抜き」、すなわち「ストレス発散」効果があるのです。
こんなときだからこそ「飲み会」を
4.「オンライン飲み会」は癒やしになる
最近、話題になっている「オンライン飲み会」。これは、精神医学的にみて高い効果が期待できるのでお勧めです。
「オンライン飲み会」は、オンライン会議システム「Zoom」のミーティング機能、あるいは「たくのむ」といったスマホアプリで、友人などが数人集まってテレビ電話の要領で飲み会を開くというもの。
それぞれが、自宅で缶ビールやおつまみを用意して、パソコンやスマホに向かって、飲みながらおしゃべりをする。リアルで同じ場所にいないこと以外は、普通の飲み会と、ほとんど変わりません。
コロナによる外出自粛の間も、あなたは友人たちとは、LINEメッセージや電話で連絡をとっていると思いますが、「文字だけ」「音声だけ」と比べて、「動画」つまり視覚的に相手の顔を見られる、というところが大きな「安心感」を生むのです。
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