BMWの最高峰SUV「X7」は日本の道でも快適か

圧倒的に余裕のある動力性能とゆったりした室内

昨年秋に投入されたBMW 「X7」。最高出力195kW(265ps)@4000rpm、最大トルク620Nm@2000〜2500rpm(写真:LEON編集部)
コンパクトSUV人気に押され気味に見える大型SUV。その美点とは何か? 日本の道で実際に試してみた!

もはやガソリンと遜色なしのディーゼルエンジン

大型ラグジュアリーSUVの市場はかなり小さい、らしい。ってことは、かなりレア。そんなスペシャルな市場に、2019年秋に投入されたのが、BMWの7人乗りSUV「X7」だ。

BMW X7は、Xシリーズと呼ばれる同社のSUVのラインナップの頂点に立つサイズだ。最大7人乗れる3列シートを装備し、豪華な仕上げの内装は、アメリカ市場でも大きな人気という。

長いルーフで実用的なボディだが、ちゃんとBMWだとわかるデザイン(写真:LEON編集部)

全長5165ミリのボディを、3105ミリのホイールベースを持つシャシーに載せている。日本にはトゥーマッチかも? 私は最初このクルマにアメリカで試乗した際、そう思った。ところが、日本で実際に乗ってみると、意外に扱いやすい。

なにはともあれ、X7で感心したのは、そのすばらしい動力性能だ。今回乗った「X7 xDrive35d」は、2992cc 6気筒ディーゼルエンジン搭載モデルである。白状すると、私は乗ってしばらくの間、ガソリンエンジン車だと思い込んでいた。

本記事はLEON.JPの提供記事です

X7に載せられているディーゼルエンジンは、運転していてもガソリンだと思い込んでしまうほど、スムーズなのだ。抵抗なく3000rpmを超えるあたりまですーっと回る。かつ、振動も、騒音もかなり低い。620Nmもある最大トルクが2000rpmから発生するので、加速力にも目を見張るものがある。

いやなバイブレーションが抑えられているのは、乗り心地でも同様だ。サスペンションシステムの設定も(BMWの通例として)任意で変えられる。「コンフォート」だとややソフトすぎるかなと思う場面もあるいっぽう「スポーツ」ではすべてが引き締まって、このクルマのポテンシャルが存分に味わえる感じだ。

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