「インプレッサ」大幅改良は、本当に買いなのか 注目点は安全装備とSTIが関わった足回り

著者フォロー
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

縮小

STIと聞くと、本格的なスポーツモデルである「WRX STI」のようなハードな乗り味を思い浮かべるかもしれないが、そうではない。

新しくなった「インプレッサ」は走りに磨きが書けられたと言える(写真:SUBARU)

インプレッサのキャラクターに合わせ、しなやかさを持ちながらも思いどおりにクルマをコントロールできるような味付けになっており、助手席や後部座席からクレームが出るようなことはないはずだ。むしろ、従来型で感じたドタバタ感が抑えられていて、より上質な乗り味になったといえる。

なお、エンジンについては1.6リッター、2リッター共スペックは不変ながら、ドライバビリティを向上させるために細かな修正が行われた。大幅改良モデルで体感できる気持ちのよい走りには、この辺りも効いているようである。

結局、大幅改良されたインプレッサは買いか?

5代目となった初の大幅改良されたインプレッサ。買いかどうかで聞かれれば「買い」といえるだろう。ツーリングアシストが追加され、細かな装備がプラスされたにもかかわらず、価格アップが2万~4万円というのは、実質値下げといってもいいレベルだ。

それに加えて乗り味が大幅に進化しているので、ファミリーカーでも運転の楽しさをおろそかにしたくないと考える人にはぜひオススメしたい。

また、ここまで装備や性能が充実しているにもかかわらず、200.2万円(税込)から狙えるという点も評価したいところ。インプレッサよりも優れたCセグメント車がないわけではないが、それらは到底この価格では手に入れることはできない。そういった意味でも、大幅改良されたインプレッサは買いといえる。

小鮒 康一 フリー(ライ)ター

著者をフォローすると、最新記事をメールでお知らせします。右上のボタンからフォローください。

こぶな こういち / Kouichi Kobuna

1979年5月22日生まれ、群馬県出身。某大手自動車関連企業を退社後になりゆきでフリーランスライターに転向という異色の経歴の持ち主。国産旧車を中心にマニアックな視点での記事を得意とするが、実は現行車へのチェックも欠かさない。また、中古車販売店に勤務していた経験も活かし、中古車系の媒体でも活動中。できればどこへでもクルマで行きたいタイプで、電車移動は苦手な部類。通称「フナタン」。

この著者の記事一覧はこちら
ブックマーク

記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
はこちら

印刷ページの表示はログインが必要です。

無料会員登録はこちら

はこちら

関連記事
トピックボードAD
自動車最前線の人気記事