「インプレッサ」大幅改良は、本当に買いなのか

注目点は安全装備とSTIが関わった足回り

他メーカーに先駆けて先進安全装備の有効さをアピールしたアイサイトは、進化を続けている。

今回インプレッサに標準装備となったアイサイト・ツーリングアシストは、アイサイトに内包されるACCの(全車速追従機能付クルーズコントロール)に加えて、区画線や先行車を認識してステアリングのアシストもしてくれるというもの。

このアシストは0km/h~約120km/hと幅広い車速域で有効となるため、日本国内で走行するうえで必要となる速度域はすべてカバーしてくれることになる。自動運転ではなく、あくまでアシストではあるが、単調な高速走行や渋滞走行時の疲労軽減につながるものであり、全車標準装備はありがたいところ。

気持ちいいハンドリングを実現

また、さらなる安心をプラスするメーカーオプションの「アイサイトセイフティプラス」には、新たに前方の死角を減らすフロントビューモニターを追加設定。これは、路地から出るときなどに前方左右方向の死角をカメラで補助してくれるものだ。

その他、LEDヘッドランプ装着車には、ステアリング連動ヘッドランプ+アダプティブドライビングビーム機能が標準で備わるなど、総合安全思想を追求するスバルらしい安全装備がプラスされている。

もう1つの目に見えない改良が、サスペンションの改良だ。もともと高いポテンシャルを持つスバルグローバルプラットフォームの実力をさらに引き出すために、今回はあのSTI社も開発に参画。フロントメンバーやリアのサブフレームも強化することで、より気持ちのいいハンドリングを実現している。

次ページ2万~4万円の価格アップは妥当なのか?
自動車最前線の人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 「脱ゆとり世代」のリアル
  • iPhoneの裏技
  • テレビのミカタ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! エアライン・鉄道<br>どん底からの復活シナリオ

人の移動が収益源となる航空・鉄道業界は、新型コロナウイルスの直撃で事業構造の根本的な転換を迫られています。海外では航空と鉄道の一体的政策も始まる中、日本では何が起きるのか。今後の再編や合従連衡のシナリオを大胆に予測しました。

東洋経済education×ICT