『年功序列的生き方は可能か?』(21歳男性) 城繁幸の非エリートキャリア相談

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処方箋:『仕事だけが人生じゃない』

 そうはいっても、メディアは就職人気上位のわりに採用数は多くなく、結果的にものすごい競争倍率です。そこで、上記の条件に近い企業を個別に探すことをオススメします。

 たとえば大手広告代理店など、市場シェアの寡占化が進んでいるような業種も同様の傾向がみられます(まあこっちもすごい競争倍率ですが)。たとえ製造業であっても、独自技術でシェア上位を安定して握っているような企業は、比較的年功序列色が強いといえます(たとえば防衛産業等)。広い意味では公務員も当てはまるでしょう。

 最後に一つ。「男は仕事頑張ってなんぼ」という価値観は、高度成長期の遺物だと思っています。家庭を顧みず、長時間残業で会社に尽くすのも、確かに立派な一つの価値観でしょう。ただ、それで誰もが報われる時代ではないのですから、どう生きるかは各人が好きに決めればいいのです。「私生活を犠牲にしたくない」というのは、人間本来の真っ当な欲求だと思います。

 最後にもう一つ。どこに就職しても、必ず職場に一人は「いいかお前ら、俺の若い頃は、月100時間は残業を~」なんて言うロートルがいるものですが、そういうのは適当に聞き流しといてください。

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