『専門性のある仕事がしたい』(24歳男性) 城繁幸の非エリートキャリア相談

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『専門性のある仕事がしたい』(24歳男性)

終身雇用の崩壊、成果主義の導入などにより、日本人の「働き方」は激変。その結果、自身のキャリアに迷えるビジネスパーソンは増えていくばかりだ。これまでの古い「昭和的価値観」から抜けだし、新たな「平成的価値観」を身に付けるためにどうすればいいのか。日本の人事制度を知り尽くした城繁幸氏が、あなたの悩みにお答えします。

CASE:6

『専門性のある仕事がしたい』(24歳男性)

<相談者の悩み>
 
 はじめまして。24歳新卒入社2年目のメーカー営業職です。現在の仕事にはやりがいも感じ、それなりに満足しています。

 実は、元々は財務・経理志望で内定をとり、今の会社に入社しました。志望理由は「専門的なスキルを身につけたかったから」です。

 でもうちの会社には職種別採用などは原則なく、「希望は考慮するが、最終的には入社後までわからない」と言われ、結局配属されたのは今の営業職でした。
 
 もっとも、財務・経理は配属数も少ない上、自分に何か専門的スキルがあるわけでもないので、この結果自体はしょうがないかな、とは思っています。

 ただ、将来に不安もあります。営業を10年続けても「自社の製品を売る」だけのスキルしか身につかないような気がするのです(実際、40代以上の社員を見ると、そのように見えます)。現状に満足していてはダメで、キャリアチェンジを早めにするべきなのでしょうか?

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