パーク24「カーシェア予約困難」解消の秘策 カーシェアとレンタカーの強みを融合した

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東京・港区六本木の駐車場に並ぶタイムズカーの車両。予約が埋まっている場合には、近隣のレンタカー拠点から車両が供給される(記者撮影)

カーシェア国内最大手のパーク24が、カーシェアとレンタカーを融合させた新サービス「タイムズカー」を10月から本格展開している。

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カーシェアは特定の自動車を会員同士で共有し、好きな時に借りることのできるサービスで、15分など短い利用に向いている。一方、レンタカーはカーシェアと比べて取り扱い車種が多く、乗り捨ても可能で長時間利用に向いている。

車を借りるという点は同じだが、それぞれの長短所を軸にすみ分けられてきた。時間貸し駐車場の国内最大手であるパーク24は2009年に旧マツダレンタカーを買収して、カーシェアとレンタカー事業にそれぞれ参入した。

料金体系を統一、取り扱い車両も充実

通常のカーシェア同様、スマホのアプリなどで予約して駐車場から車を借り出すスタイルは変わらないが、タイムズカーでは15分から30日間の幅広い利用時間の設定が可能になった。タイムズカーの料金体系を制定し、カーシェアを統一した。

最大の特徴は、カーシェア拠点の車両が予約・貸し出し済みだった場合でも、レンタカー拠点にある在庫車両を融通して予約に応じられるようになった点だ。そのため、カーシェアでは限定的だった取り扱い車種数も充実した。チャイルドシートやスタッドレスタイヤの装着などオプションサービスにも対応できるようになった。

パーク24のカーシェア事業は、自社駐車場の空きスペースに車両を配備し、駐車コストの追加負担を抑えることで、同業他社と比べて高い収益性をあげてきたとされる。都市部の駅前や住宅地などを中心に拠点数を拡大し、2019年8月末現在で1万2423拠点、2万6250台分の車両が配備されている。

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