ルポ 高齢者医療 地域で支えるために 佐藤幹夫著
持病が一つくらいあって当然の高齢者にとって、健康とは何か。高齢者に対する医療と、20年、30年の余命を前提とした一般医療や治癒するための医療が同じでよいのか。そして「応益負担」の考えの下に進められる医療制度改革は、社会保障の基本理念と両立するのか。
福祉現場で発言を続けるジャーナリストが高齢者医療と介護の現場を歩き、地域社会で早くから高齢者の専門医療を目指した医師たちの取り組みを取材。大都市のベッドタウンや地方の中核病院など、制度に翻弄されながらも創意工夫を重ねて作り上げた全国8つの実践例から、高齢化社会の医療と福祉のあり方、医療が地域の活性化に対して果たす役割の大きさを示す。
岩波新書 819円
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