『ヘッドハンティングされました』(33歳男性) 城繁幸の非エリートキャリア相談

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『ヘッドハンティングされました』(33歳男性)

終身雇用の崩壊、成果主義の導入などにより、日本人の「働き方」は激変。その結果、自身のキャリアに迷えるビジネスパーソンは増えていくばかりだ。これまでの古い「昭和的価値観」から抜けだし、新たな「平成的価値観」を身に付けるためにどうすればいいのか。日本の人事制度を知り尽くした城繁幸氏が、あなたの悩みにお答えします。

CASE:8

『ヘッドハンティングされました』(33歳男性)

<相談者の悩み>

 お世話になります。大手電機系列の企業で人事勤労担当を務める者です(33歳)。現在は採用から人事制度企画まで幅広く担当しています。業務にはやりがいを感じていますし、待遇にも不満はありませんが、何か新しい改革を提案するたび、跳ねつけようとする上の人間達、そしてそれを「良し」とする社風には、正直辟易することも多いです。特に人事に席を置く身としては、社風の古さは時に耐えがたいほどに感じられることがあります…。

 そんな時、お付き合いのある人材紹介会社から、「あなたのキャリアに興味を持っている企業がある」と、外資系メーカーの日本法人からのオファーを紹介されました。マネージャー待遇とのことです。正直、強い魅力を感じています。

 今の会社だと、将来的に部長以上のポストに出世できる可能性は低いです(親会社からの天下りが多いため)。一生、今のように本体本社からの指示に従うだけの業務で終わるのなら、権限をふるって思うまま業務を遂行してみたい気もします。

 ただ、私には守るべき家庭もあり、浮き沈みの激しい実力主義の世界で働くことに、一抹の不安もあります。城さん自身なら、この場合どうされますか?

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