自然体 自分のサッカーを貫けば、道は開ける 遠藤保仁著
サッカーW杯日本代表不動のボランチとして活躍する著者の熱い想いと、独創的なサッカー哲学を語った一冊。
前回のドイツ大会では、ベンチに入りながらもピッチに立つことができなかった唯一のフィールドプレイヤーとして辛酸を舐めるも、挫けることなくJリーグ通算70得点以上を叩き出す。それはひとえに、焦らず腐らず「自然体」でプレーしてこられたからだ。直感を研ぎ澄まし、迷いなく決断しているので、いいプレーにつながることが多い。中村俊輔が「完璧主義者」なら、自分は「気分屋」だろう。ファンの度肝を抜くといわれるあの「コロコロPK」は、GKが重心をかける足を見つつ、先に動いた逆に蹴る。それが彼の技術だ。
小学館101新書 735円
ブックマーク
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
トピックボードAD
有料会員限定記事
ライフの人気記事