「楽しい席」を盛り下げてしまう人に欠けた視点

退屈な話でも「感じよく」反応したほうがいい

場を盛り下げないための会話術をご紹介します(写真:つむぎ/PIXTA)

誰かと話していて、どうも会話が盛り上がらないということはあります。

話がかみ合わず、合間合間で生まれる無言の時間。お互いに無理をしているのがわかるだけに非常につらいものです。

とくに、これが仕事の場合、無理にでも話を盛り上げて、相手との距離を近づけておきたいという場面はあるでしょう。こうしたとき、純粋に技術的に盛り上げるのならば、どのような方法があるのでしょうか?

アルファポリスビジネス(運営:アルファポリス)の提供記事です

言っておきますが、「絶対に盛り上がる話のネタ」みたいなのを用意しておいて、それに頼るのは、あまりお勧めしません。どんな面白い話もハマる人とハマらない人がいるからです。

それよりは、1つのことを意識してみましょう。それは、自分が楽しく話をするのと、相手と話が盛り上がるのは、まったく別だということ。

つまり、話を盛り上げるだけなら、なにもこちらが無理をして話をする必要はないのです。むしろ、聞き手のポジションに回って相手に気分よく話をさせるほうがはるかに効率的でしょう。

大原則「聞き手が絶対有利」

そこで重要になるのが「聞き方」です。

本連載では、連載の性質上、話し方についてばかり解説してきましたが、実際のコミュニケーション・交渉において、「聞き方」というのは、話し方と同じくらいに重要です。

これは大原則ですが、あらゆるタイプの話し合いにおいて主導権を握るのは、話す側ではなく、つねに聞く側です。

実際、かの西洋哲学の祖・ソクラテスも、「自分は何も知らない」と公言して、自分からはなにも積極的には主張せず、意識的に「聞く側」に立って質問をしていくことだけで、国中の賢者を次々と論破し、哲学の世界を制覇していったといいます。

次ページ話は聞いて盛り上げる
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • ポストコロナのメガ地経学ーパワー・バランス/世界秩序/文明
  • 最新の週刊東洋経済
  • 財新
  • 実践!伝わる英語トレーニング
トレンドライブラリーAD
人気の動画
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
ホンダ「4代目フィット」がイマイチ売れていない理由
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
京セラのガラパゴススマホ「トルク」がたどり着いた境地
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「人のために働く職業ほど低賃金」な根深い理由
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
「半導体パニック」自動車産業に与える巨大衝撃
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激動相場に勝つ!<br>株の道場

6月18日発売の『会社四季報』夏号が予想する今期業績は増収増益。利益回復に支えられる株価が上値を追う展開になるか注目です。本特集で株価が動くポイントを『会社四季報』の元編集長が解説。銘柄選びの方法を示します。

東洋経済education×ICT