西武国分寺線、知る人ぞ知る“地味路線"の素顔 ベテラン社員に聞く「日常風景」に隠れた魅力
国分寺線とJR中央線が接続している国分寺駅。この駅を出発した黄色い電車は、しばらくの間JR中央線と並行して走ってから北西に進路を変える。そして東京郊外の住宅地の中を行く。
まあ、なんと言うのか、何の変哲もない住宅地の中の路線である。通勤ラッシュが終わった直後の時間帯ならば乗っている人も少ない。
「恋」にまつわる駅がある
最初に停まる駅は、恋ヶ窪。「恋」の文字がつく駅はここを含めて全国に4カ所しかないということで、数年前に「恋駅プロジェクト」と称する取り組みをやったことがあるという。
ほかの「恋駅」は母恋(室蘭本線)・恋し浜(三陸鉄道)・恋山形(智頭急行)。そのプロジェクトの一環で、恋ヶ窪の駅前にハート形のモニュメントが設けられたという。が、いつの間にやらそれも撤去されている。ホームの壁にうっすらハート形ラッピングの跡が見える程度だ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
鉄道最前線の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら