「40代でもお腹が凹む!」内臓脂肪を落とす5習慣 「通勤、仕事中、運動」…今のままでは損かも!?

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3つ目の「内臓脂肪」を落とす生活習慣は、ながら運動ができる「かかと上げ下げ運動」です。

「血液循環」をよくすればダイエットに効果がある

【3】「かかと上げ下げ」のながら運動

職場や日常の中でできる「最も簡単な運動」があります。それは「かかとの上げ下げ運動」です。台やテーブル、あるいは壁につかまって「ギュッとかかとを上げて、止めて、下ろす」だけの簡単な運動です。

ふくらはぎの血管は、重力に逆らって血液を心臓に送り返すために、ポンプのような働きをしています。この運動をすると、ふくらはぎの血管は圧迫と弛緩を繰り返すことになり、ポンプ機能が促進されます。

「かかとの上げ下げ運動」で下肢の筋肉を動かすことは、血液循環の滞りを解消するとともに、脂肪燃焼を促す効果も期待できます。

料理をしながら、テレビを観ながら、人を待ちながら、いつでもどこでもできます。仕事中でも、立っているとき、コピーをとるときなどにやってみましょう。電車の中でも、吊り革につかまりながら行えばいいのです。

この運動は1日1~5分、3セットほど行うのが理想的です。ちょっとの隙間時間でできるので、気がついたときに少しずつやってみましょう。

【4】いつでもどこでも「ドローイン」

もう1つ、いつでもできる「プチエクササイズ」があります。前回記事「なぜ痩せない?『お腹太りの人』が陥る5大盲点」でも紹介しました、お腹と背中がくっつくようなイメージで、下腹を凹ませる「ドローイン」です。

お腹を引っ込めたままで、呼吸は普段と変わりなく行います。お腹が気になって呼吸が止まったり、浅くなったりしがちですが、普段と変わりない呼吸になるように気をつけましょう。また、そのときは背筋を伸ばした「いい姿勢」をキープしてください。

たったこれだけのことですが、「体幹(インナーマッスル)」を鍛え、お腹ぽっこりを解消してくれる強力なエクササイズです。立っていても座っていても、いつでもどこでもできるのが「ドローイン」のいいところです。

私は、「いつも周囲の人に、自分のお腹を見られている!」という緊張感をもって、普段から意識して行っています。歩きながら行ってもOKなので、ぜひみなさんもチャレンジしてみてください。

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