「年明け早々やる気がない人」のヤバい思考 お正月はやる気満々だったのに
私は、目標実現の専門家として1万人以上の方々の夢や目標の加速実現をサポートする機会に恵まれました。その中には、オリンピック選手をはじめ、世界で活躍するトップモデル、次世代を担う経営者、ビジネスパーソン、ベストセラー作家の方などがいます。
こうした人たちのメンタル面をサポートしてきたことで得たさまざまな知見、最新脳科学・アドラー心理学などをベースに、「自己肯定感が低くて、なかなかうまくいかない」と悩む方々のサポートをし、わかったことがあります。それは、自己肯定感が低いのは、その人の性格が原因ではない。ましてや、その人の能力が劣っているわけでもないということです。
気合いを入れるだけでは意味ない
ただ、「自己肯定感が低いままの人」には、共通点があります。それは、なんとなく陥っている思考パターンです。ここでは、年明けによくある自己肯定感を下げてしまう5つの「思考パターン」をご紹介していきます。
思考パターン1:気合い系
「年明けだから頑張らなければ」と、体調不良や睡眠不足、過労などを無視して、とにかく「気合い」で頑張ります。年明け3日間くらいは、ロケットスタートしたおかげで、思った通りに過ごせます。そのため、「今年はいけるのでは」「今年は過去最高の1年になりそう」という期待が高まります。
ですが、仕事始めを過ぎたあたりから、疲労感・疲弊感から「何もしたくない」「集中できない」「誰にも会いたくない」「どこにも行きたくない」というネガティブな状態になり、結果的に自己肯定感を下げてしまいます。
思考パターン2:あれもこれも系
新しい年を迎えて、「あれも、これもやりたい」と考える人は、「さあ、心機一転、最高の年にするぞ!」と、夢も希望もいっぱいで1年をスタートすることができます。
しかし、「あれもこれも」すべてをしようとするために、時間に追われ、一向に減らないTo Do Listを見てやる気を失っていきます。頑張っているはずなのに、本当にやりたいことに取りかかる時間がないまま、疲労感、焦燥感、虚しさとともに1日を終えることが多くなり、結果的に自己肯定感を下げてしまいます。
思考パターン3:あきらめちゃう系
新しい年を迎えたものの、体調不良や正月ボケなどでスタートダッシュができなかった人に多いパターンです。年始に無理にスタートダッシュしなかったおかげで、余力はあります。今からマイぺースで行動し始めれば、成果を出すのに十分な時間はあります。
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