有料会員登録 東洋経済オンラインとは
ビジネス #最新の週刊東洋経済

自動車、小売り、建設…注目7業界の業績展望 「会社四季報」秋号の全産業営業利益予想は?

7分で読める 有料会員限定
2/2 PAGES

食品業界では、大手間で製造・物流体制の効率化を追求することで、利益を確保しようとする動きが広がる。今期の営業利益増減率予想は前期比3.6%増、来期は5.0%増だ。筆頭格は国内即席麺最大手の日清食品だ。今年8月には滋賀県で、22年ぶりとなる即席麺の新工場を設置した。建設の背景には、増産よりも高騰を続ける労務費や物流費への対応が大きい。製造工程の省人化や包材工場の併設など、徹底した生産合理化を追求する。

一方で、味の素やキューピー、アサヒ飲料なども工場や物流施設の再編に動いている。食品メーカーの多くは1990年以降、設備投資を絞って利益を捻出してきた背景がある。その反動で現在の工場設備が老朽化し、かつ労務費もかさんできた。さらに、製造・物流拠点の配置という面でも効率化の余地があるためだ。ただ、各社ともに多額な投資を行うため、それに見合った収益性を向上できるかが、今後のカギとなる。

こちらの記事もおすすめ

あなたにおすすめ

ビジネス

人気記事 HOT

※過去1ヶ月以内に配信した記事の閲覧数