フェイスブック「リベラルすぎ」と社員が不満 政治的思想の多様性を求める声も

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ザッカーバーグは昨年、ティールを評価しており、取締役会にダイバーシティを維持することは重要だと公に語った。今年議会で証言した際には、反保守のバイアスについて質問を受けると、フェイスブックが「すべての意見のためのプラットフォーム」であることを望むと発言した。

フェイスブックは5月に、同社のサイト上で反保守のバイアスがあるとされることについて、アリゾナ州選出の共和党上院議員だったジョン・カイルが調査を指揮すると発表した。

社員は自身の政治思想について議論すべき

また、同社の新入社員は、政治やダイバーシティについて敬意を払いながら話し合う方法について研修を受けている。

2012年からフェイスブックで勤務しているアメリジは、8月20日に同社における政治的なダイバーシティについて投稿した。ダイバーシティや移民などの問題については、「黙っているか、自らの名声とキャリアを犠牲にするかだ」と書いた。

また、フェイスブックの社員は新しいグループ内で自身の政治思想について議論すべきだと提案。その議論が自社のプラットフォームに豊かな視点をもたらす助けとなると主張した。

「私たちは世界の大部分から、人々の話や思想、論評を公平で明快に伝達するよう委ねられている」とアメリジは書いている。「議会は私たちにそれが可能だと思っていない。大統領も思っていない。好むと好まざるとにかかわらず、私たちはその批判に値する」。

©2018 The New York Times News Services
(執筆:Kate Conger記者、Sheera Frenkel記者、翻訳:中丸碧)

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