S&P500が5カ月ぶり高値、銀行株は下落

16日に決算発表のネットフリックスに注目

 7月13日、米国株式市場は小幅上昇。S&P総合500種は終値で5カ月ぶり高値を付けた。ニューヨーク証券取引所で撮影(2018年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 13日 ロイター] - 米国株式市場は小幅上昇。S&P総合500種<.SPX>は終値で5カ月ぶり高値を付けた。工業株などが上昇する一方、大手3行の決算が失望を誘った銀行株は下落した。

工業株<.SPLRCI>は0.6%高。前夜から貿易を巡る当局発言が出なかったことから、ボーイング<BA.N>、キャタピラー<CAT.N>、3M<MMM.N>などが上昇した。

この日の米銀大手の決算はさえなかったが、市場では間もなく本格化する決算発表が好調な内容になると予想している。

ウェドブッシュのマイケル・ジェームズ氏はこの日の相場について、銀行決算の失望の中でも比較的力強さがあったとし、決算期待は「1カ月前より明らかに高まっている。全般的に良い内容になれば、相場は引き続き上昇するだろう」と述べた。

シティグループ<C.N>は2.2%下落。収入が予想に届かなかった。ウェルズ・ファーゴ<WFC.N>は1.2%安。融資が鈍化する一方、費用が増加したことで利益が予想より落ち込んだ。また、JPモルガン・チェース<JPM.N>は利益が予想を上回ったものの、0.5%安で引けた。

S&P総合500種は2月1日以来の高値を記録。年初来で4.8%上昇している。

動画配信大手ネットフリックス<NFLX.O>は4.3%下落。16日に発表する第2・四半期決算について、ドイツ銀が契約者数の伸びが予想を下回る可能性があるとの見通しを示した。

医薬品・日用品大手ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ.N>は1.4%安。ベビーパウダーの原料タルク(滑石)に含まれるアスベストが原因で卵巣がんを発症したと申し立てられたミズーリ州での裁判で、同社に46億9000万ドルの損害賠償支払いを命じる評決が出された。

ニューヨーク証券取引所では、値上がり銘柄数が値下がり銘柄数を1.01対1の比率で上回った。ナスダックは1.22対1で値上がり銘柄数が多かった。

S&P500構成銘柄を見ると、38銘柄が52週高値を更新し、2銘柄が新安値を付けた。ナスダック総合構成銘柄では93銘柄が新高値を、40銘柄が新安値をそれぞれ更新した。

米取引所の合算出来高は約53億株。直近20営業日の平均は66億株。

 

 

終値 前日比 % 始値 高値 安値 コード

ダウ工業株30種 25019.41 +94.52 +0.38 24926.0 25043. 24890. <.DJI>

7 21 06

前営業日終値 24924.89

ナスダック総合 7825.98 +2.06 +0.03 7827.62 7843.5 7803.3 <.IXIC>

3 4

前営業日終値 7823.92

S&P総合500種 2801.31 +3.02 +0.11 2796.93 2804.5 2791.6 <.SPX>

3 9

前営業日終値 2798.29

ダウ輸送株20種 10546.41 +57.79 +0.55 <.DJT>

ダウ公共株15種 721.87 +0.99 +0.14 <.DJU>

フィラデルフィア半導体 1340.83 -5.37 -0.40 <.SOX>

VIX指数 12.18 -0.40 -3.18 <.VIX>

S&P一般消費財 896.45 +2.24 +0.25 <.SPLRCD>

S&P素材 367.05 -0.02 -0.01 <.SPLRCM>

S&P工業 619.95 +3.66 +0.59 <.SPLRCI>

S&P主要消費財 541.73 +3.38 +0.63 <.SPLRCS>

S&P金融 447.65 -2.08 -0.46 <.SPSY>

S&P不動産203.72 -0.56 -0.27 <.SPLRCRE

C>

S&Pエネルギー 564.08 +3.12 +0.56 <.SPNY>

S&Pヘルスケア 1011.60 +2.31 +0.23 <.SPXHC>

S&P電気通信サービス 148.94 -1.13 -0.75 <.SPLRCL>

S&P情報技術 1275.70 -0.30 -0.02 <.SPLRCT>

S&P公益事業 266.51 +0.16 +0.06 <.SPLRCU>

NYSE出来高 6.51億株 <.AD.N>

シカゴ日経先物9月限 ドル建て 22590 - 10 大阪比 <0#NK:>

シカゴ日経先物9月限 円建て 22565 - 35 大阪比 <0#NIY:>

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