43歳高収入女性が「東大卒」と火遊びする理由

克服不可のコンプレックスは「夫が高卒」

「私が最初に浮気した相手は、MBA関連のビジネススクールで一緒に学んでいた東大卒の投資銀行勤務の既婚男性です。銀座での飲み会の後、私から誘うように京橋のビジネスホテルで恋愛関係になりました。何を話しても打てば響くし、ギャグの元ネタが鴨長明(『方丈記』の作者)や世界史だったりして、夫とは教養のレベルが違うんです。また、デートしていても、マネジメントやビジネスについてなど、仕事にまつわる深い話ができたこともよかった。何よりも“東大卒の男と恋愛している”ことの満足感が大きかったです。あと、言い訳ではありませんが、先に浮気をしたのは夫です。相手はキャバ嬢か何かだと思いますが、腹は立ちませんでした」

その後、由美子さんが8年間の間に恋愛関係になった男性は彼のほかに5人。全員が東大卒の既婚者だという。いったいどこで知り合うのだろうか。

「5人のうち4人はビジネス関連の勉強会です。この勉強会はSNS上の招待制のグループ内で募集されているもので、ビジネスで活躍している人を講師に迎え、討論します。

参加費用は3万円と高いですが、厳選されたメンバーであり、女性が少ないので、恋愛関係になりやすいんです。あとの1人は後輩女子2人と銀座コリドー街の居酒屋で飲んでいたときにナンパされた官僚の男性です。私は東大卒男子を6人しか知りませんが、彼らには2つの共通点があります。まずは、女性から押されると弱いこと。次に恋愛行為があまり上手ではないということです」

それでも大満足しているのは、“東大卒の男に抱かれている”という特別感があるから。相手の人柄や中身を好きになるのではなく、“東大卒の男性と肉体関係になること”が由美子さんの不倫の形だ。

「お父さんの頭が悪いから受験に失敗した」

「私は長く付き合いたいのですが、相手からなぜか距離を置かれてしまうんですよ。いつも2~5回会って、半年くらいでフェードアウトされます。でも、私も結婚しているし、お互い遊びなので深入りしないのがいいのかも。でも、ここ半年くらいはおとなしくしていたんですよ。というのも、娘が中学受験の追い込み時期だったからです。結局、3年間の努力もむなしく、娘は私の母校でもある第1希望の中高一貫女子校に落ち、第2希望も不合格でした。結局、何校かひっかかったのですが、結局4月から地元の中学校に通います。そこは義父と夫の母校なので義理の両親は大喜びしていましたが、私は夫の頭が悪いから、娘は受験に失敗したと思っていますし、娘もそう感じているようです」

これから由美子さんは夫の学歴という“絶対に改善しないコンプレックス”を抱えたまま、どのように生きていくのだろうか。

「夫とはレスではないですし、一緒にいるのが慣れてしまっているので、しばらくはこのままかもしれませんが、何か大きな問題があったら離婚し、別の男性と結婚するかもしれません。そのときは、東大卒の男性は難しくとも、せめて有名大学を卒業した人がいいと思っています。“学歴なんて関係ない”というのは建前の話です。教養、思考力、忍耐力、想像力など、どれをとっても有名大学卒業の人のほうが優れており、やはり同じレベルの人と一緒じゃないと、夫婦として一緒にいるのは難しいと思います」

本連載では恋愛を楽しんでいる方からの情報をお待ちしております(詳細は個別に取材させていただきます)。こちらのフォームにご記入ください。
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