スッと痩せる人が実践「胃を満足させる」コツ ポイントは「温度と重さ」だった!

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もう1つのポイントとなる「重さ」ですが、これはまず、炭水化物をパンからごはんに置き変えることをオススメします。というのもパンは重さが軽いから。実際、なかなかお腹が満たされず、パンを2個も3個も食べてしまった、という経験をしたことはありませんか? パンは水分を飛ばしているため重みがなく、満足感を得にくいのです。ついつい食べ過ぎてしまうという人は、パンをおにぎりに置き換えることから始めてみてください。

胃の感覚を研ぎ澄ます

胃が「満足した」と感じやすいように、胃の感覚を研ぎ澄ますことも大切です。そこでオススメなのが、「ナッツ・マジック」トレーニング。

使うのは、アーモンドとクルミです。というのも、この2つは同じナッツでありながら、「温度」と「重さ」がまったく違うから。クルミは胃に入っても熱くならず重さも軽いですが、アーモンドは胃の中で熱を持ち、クルミより重さもしっかりあります。2つを食べ比べて、その違いを感じ取るトレーニングをおこなえば、胃の感覚が研ぎ澄まされていくことでしょう。

(写真:VOCE)

具体的なやり方は下記の通りです。

①アーモンドとクルミを用意します。※できれば素焼きのものが◎。

②まずはアーモンドをよく噛んで食べます。飲み込んだら、胃の中にアーモンドが入ったことを確認し、その感覚を覚えるようにします。

③続いてクルミをよく噛んで食べます。飲み込んだら、胃の中にクルミが入ったことを確認し、その感覚が、先ほどのアーモンドのときとどう違うか比べます。

いかがですか? 違いは感じられましたでしょうか。このトレーニングを続けているうちに、胃が食べ物の温度や重さを敏感に感じ取れるようになり、食べ始めてから満足感を覚えるまでの時間が短くなるはずです!

教えてくれたのは
松尾伊津香先生
ボディデザイナー。大学で心理学、精神医学を、卒業後はアメリカに留学してヨガ哲学、メディテーションを学ぶ。帰国後、ヨガインストラクター、女性専用ダイエット専門ジム「Shapes International」のスーパーバイザーを経て、現在は「ZERO GYM」のプログラムディレクターに。大食漢体質ゆえの過食に苦しんだ経験も生かし、ダイエットのプロとして活躍中。著書に『一生太らない魔法の食欲鎮静術』(インプレス)がある。またブログ『ヨガから学ぶダイエット』が好評を得ている。

(文:山本 奈緒子)

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『VOCEウェブサイト』は、講談社発行の月刊誌『VOCE』(毎月23日発売)が配信する、美容好きのための「信頼度No.1!キレイポータルサイト」。

「キレイになるって面白い」をコンセプトとする、美容誌のパイオニア『VOCE』。化粧品情報をはじめ、ダイエット、インナービューティ、ライフスタイルと幅広く、女性が心も身体もキレイになるための情報を配信。

『VOCE』を読めば、きっと明日は今日より美人になれます。
 

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