ビットコインの価格、一時8000ドルを割れる

ルクセンブルクの取引所では一時15%急落

[ニューヨーク 2日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、朝方発表された1月の米雇用統計が好調だったことを受け、ドルが円とユーロを含む多くの通貨に対し上昇した。ただ取引終盤では上げ幅を縮小し、市場ではドルの上昇は週明け以降は続かない可能性があるとの見方も出ている。

1月の雇用統計では非農業部門の就業者数が前月比20万人増と、市場予想の18万人増を上回ったことに加え、賃金は前年比で2009年6月以来の大幅な伸びを示した。

USバンク・ウエルスマネジメント(アリゾナ州)の地域投資責任者、ジェフ・クラベッツ氏は、インフレは上向いており、金利上昇は近いとの見方が今回の雇用統計で裏付けられたと指摘。その結果、米株と米債が売り込まれ、「こうした状況の下ではドルが明らかに安全な賭けとなる」と述べた。

ただ「今後調整が入り、金利上昇の考えに慣れが出てくれば、ドルが若干軟調になる状況に戻る可能性がある」との見方も示した。

午後の取引で主要6通貨に対するドル指数<.DXY>は0.58%上昇の89.185。

ドル/円<JPY=>は一時1月23日以来の高値を更新。取引終盤では0.79%高の110.25円となっている。

ユーロ/ドル<EUR=>は雇用統計の発表を受け下落。その後下げ幅を縮小したものの、終盤の取引では0.46%安の1.2451ドルとなっている。ただ、TJMブローカレッジ(フロリダ州)の外為部門共同責任者、リチャード・スカローン氏は「ユーロには大きな上振れ余地がある」と指摘。市場ではユーロに対する楽観的な見方が出ている。

英ポンド<GBP=>は対ドルで0.95%安の1.4128ドル。

仮想通貨ビットコインは世界的な規制強化が懸念材料となり急落。ルクセンブルクのビットスタンプ取引所<BTC=BSP>で一時15%下落し、7625ドルと、2カ月ぶりの安値を更新した。ただその後は下げ幅を縮小し、ニューヨーク時間帯の取引では約5.6%安の8498ドルとなっている。

ビットコインは2017年は1000%を超えて上昇したが、年明け以降は約40%下落。今週だけで約25%下落している。

ドル/円 NY終値 110.09/110.12

始値 109.87

高値 110.47

安値 109.83

ユーロ/ドル NY終値 1.2460/1.2463

始値 1.2489

高値 1.2496

安値 1.2411

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