パキスタン「7歳少女強姦・殺害事件」の衝撃度 抗議デモは首都カラチを含む国内全土に拡大

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 1月11日、パキスタン東部のカスールで7歳の少女が強姦されたうえ殺害された事件を受け、抗議デモが国内全土に広がった。写真はイスラマバードで行われた抗議デモの様子(2018年 ロイター/Faisal Mahmood)

[ラホール(パキスタン) ロイター 11日] - パキスタン東部のカスールで7歳の少女が強姦されたうえ殺害された事件を受け、抗議デモが11日、国内全土に広がった。同様の事件に対する当局の対応が不十分だとして、人々の怒りを買っている。

カスールでは同様の事件が1年以内に12件発生。同一犯による連続殺人の可能性も浮上している。

カスール市内のゴミ箱から遺体で発見

10日にはカスールの警察がデモ隊に向けて発砲し、市民2人が死亡するなど混乱が広がっている。住民によると翌11日、市内の学校や企業、商店は軒並み休業した。

さらに抗議デモは首都カラチを含む国内全土に拡大した。

亡くなったのはZainab Ansariさん(7)で、カスール市内のゴミ箱から遺体で9日に発見された。捜索願いが提出されてから4日経過していた。

Ansariさんのおじはロイターの取材に対し「警察には何も期待できない。監視カメラ映像など証拠品も提出してきたのに、彼らは何もできなかった」と警察の対応を批判している。

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