地上最速目指す超音速車が初の公開試験走行

9秒間で時速320キロを達成

  10月26日、英国南西部ニューキーで、地上最速の時速1000マイル(1610キロ)の記録を目指すブラッドハウンド超音速自動車(SSC)の試験走行が初めての公開で行われた(2017年 ロイター/Toby Melville)

[ニューキー(英国) 26日 ロイター] - 英国南西部ニューキーで26日、地上最速の時速1000マイル(1610キロ)の記録を目指すブラッドハウンド超音速自動車(SSC)の試験走行が初めての公開で行われた。

観客が見守る中、ブラッドハウンドは全長2.7キロのトラックを2回走り、9秒間で時速200マイル(320キロ)の速度を達成した。

ブラッドハウンドSSCは、全長約13メートルの宇宙船を思わせる形状で、戦闘機「ユーロファイター・タイフーン」に搭載されているEJ200ジェットエンジンで駆動。数年以内に南アで世界最速走行を目指す。

運転に挑むのは、20年前に前世代車両で現在の記録である時速763マイルを保持する英空軍パイロットのアンディー・グリーン氏。自己記録の更新を目指すことになる。

ブラッドハウンド事業は2008年、時速1000マイルで走行可能な自動車の開発を目的に立ち上げられ、公的部門と、中国の浙江吉利控股集団や英航空・防衛大手ロールスロイスなど民間企業が出資。すでに3000万ポンド(約45億円)が投資されている。最終的な投資額は、6000万ポンドに達する可能性があるとみられている。

プロジェクトのウェブサイトによると、時速1000マイルが実現すれば、航空機の低空飛行記録の時速994マイルを超えることとなる。

ビジネスの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 就職四季報プラスワン
  • 森口将之の自動車デザイン考
  • ボクらは「貧困強制社会」を生きている
  • 赤木智弘のゲーム一刀両断
トレンドライブラリーAD
人気の動画
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
「睡眠不足を甘く見る人」が払う体への代償
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
保険営業 ノルマ未達なら「雇用契約打ち切り」の無惨
ストロング系チューハイの光と影
ストロング系チューハイの光と影
「電話嫌いの若者」が急に増えた意外すぎる理由
「電話嫌いの若者」が急に増えた意外すぎる理由
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
「未来を知る」ための読書案内<br>ベストブック2021

先を見通せない日々が続きますが、本を開けばアフターコロナ時代のヒントがあふれています。本特集では、有識者や経営者、書店員らが推薦した200冊を掲載。推薦数の多い順にランキングしました。あなたにとっての珠玉の1冊を探してみてください。

東洋経済education×ICT