説明のヘタな人に教えたいたった1つのコツ 自分に「ズバリ何?」と聞いてみよう
たとえば、①明るい、②コミュニケーションが得意、③お酒を飲むのが好き、
何でも構いませんので3つ用意してください。
そして、さらに質問します。
「あなたの特長は、『ズバリ』何ですか?」
ズバリお答えください。
どうでしょうか?
何か出てきましたでしょうか?
いきなり「あなたの特長は?」と質問されたら答えに困るかもしれませんが、「あなたの特長は『ズバリ』何?」と聞かれると、先ほど挙げた
①とにかく明るい、②コミュニケーションが得意、③お酒を飲むのが好き
の中から1つ選んで、「お酒を飲むのが好きなところ」など、何かしら1つ答えるのではないでしょうか? 「ズバリ何?」と聞かれてしまうと、数ある答えの中から1つ選び出してしまうという。これをズバリ発想法といいます。
本当に言いたいことを瞬間的に表面に表すメソッド
もう1つやってみましょう。
「あなたの将来の夢は何ですか?」
たとえば、①年収2000万円稼ぐこと、②ハワイに別荘を持つこと、③世界中を旅して回ること、④日本を代表する起業家になること、⑤両親に心から感謝できる人間になること……。
いくつもあるかもしれませんが、先ほどと同じく、「あなたの将来の夢は『ズバリ』何ですか?」と聞かれれば、いちばんかなえたい夢がズバリ出てくるのではないでしょうか?
「ズバリ?」と聞かれるとズバリ答えたくなる、この心理を利用して本当に言いたいことを瞬間的に表面に表すメソッドです。
「あなたがやってみたい趣味は『ズバリ』何ですか?」
やってみたい趣味はたくさんあるかもしれません。しかし、「ズバリ?」と聞かれると、「ズバリ、将棋です」とか、「ズバリ、読書です」など、余分なワードをすべてカットして、いちばん言いたいことがズバッと出てくるはずです。
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